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仮説の冒険 吉田 司

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「トモダチ作戦」の正体 その3

さて、結局、ヒラリーの東北巡幸は行われなかったのは、みんな知ってるよね。さすがに天皇よりも先に米国ヒラリーの被災地巡幸はマズイとどこかの筋からクレームがついたのだろう。その後、天皇皇后両陛下の東北入りが次々にはじまっていった。日本国家主権の体面はかろうじて守られた……のかしら??? だって、そもそも「トモダチ」のブーツ・オン・ザ・東北を菅直人前首相はいつ正式にアメリカに要請したのだっけ? わたしは友人の編集者やジャーナリストに(今でも)会うたびにそのことを聞くのだが、だれもそんなこと覚えちゃいない。

菅直人は③(「トモダチ作戦」の正体 その1参照)で、「はじめから(アメリカに)ご協力お願いしますという姿勢だった」と語っているが、そうしたオバマ大統領とのテレフォン・スピーキングが正式要請なのか。オバマの第一声は確かこうだった。

◎「『原子力発電所は大丈夫か』――。オバマ大統領は十一日午前(日本時間十二日未明)、菅直人首相との電話会談で、放射性物質漏れの有無を直接問い合わせた」(東京新聞 3月13日)

◎そしてなんと早くも「13日04:00ごろ、被災地支援のため、宮城県沖に原子力空母ロナルド・レーガンが到着」(朝日新聞)し、いわゆる「トモダチ作戦」が開始されたのである。

◎さらに17日、オバマ大統領は、東日本大震災に関する声明を出し、同盟国支援の姿勢を改めて打ち出した。
「途方もない惨事の中にある日本の方々に思いをはせています。助けを必要とする偉大な同盟国の一つと、米国は常に共にあるのだと知ってください。(中略)日本の皆様に、神のご加護がありますように。バラク・オバマ」
なんて冷たい言い方! 日本は「同盟国の一つ」だって。トモダチはトモダチでも「親友」ではないらしい。

◎案の定、このありさまだ! 「原発事故対応の日米の連携をめぐり、菅政権が一時、米国の原子力専門家を首相官邸内に駐留させていたことが明らかになった。……官邸という政権中枢に外国人を受け入れるのは極めて異例の対応だ」=「3月11日の原発事故の発生直後、米側が首相官邸への最初の要求として『首相官邸に米国のスタッフを常駐させてほしい』と申し入れた。通常の外交ルートを通してではなく、政権中枢から直接情報を得て迅速に対応するというのが米側の立場だった」(朝日新聞 4月21日)

これは国家機密情報をダイレクトにリアルタイムで強奪する立場で、とても「同盟国の一つ」としてさえ扱われていなかった疑いがある。週刊文春が「日本は半ば米軍の占領下にある」と書いたのも、むべなる哉であった。

当時をさまざま振り返ると、そうした一連のオバマ政権の冷たい対応とは別に“日米友好”路線の記事もあった。米軍と自衛隊の友情あふれる「日米〈史上最大〉の共同作戦」論(朝日新聞 GLOBE 4月3日)である。こんなの。

「オバマ大統領は記者会見で「悲劇に胸が張り裂けそうだ」と答え、「最も関係が強くて緊密な同盟国」を強力に支援するよう号令をかけた。
 太平洋を航行していた原子力空母ロナルド・レーガン、シンガポールにいた第7艦隊の旗艦ブルーリッジ、マレーシアにいた強襲揚陸艦エセックスは、行き先を被災地へと変更した。「トモダチ作戦」と名付けられた最大級の災害支援が始まった。
 国防総省によると、3月27日現在、「トモダチ作戦」に携わるのは米兵約2万人、艦船19隻、航空機140機など。
 自衛隊との強力は密接だ。米海軍と海上自衛隊の将校がそれぞれ相手国の護衛艦や空母に乗りこみ、連絡をとりあう。陸上自衛隊の仙台駐屯地には日米双方が詰め、どんな支援物資をどの避難所へ届けるか、調整している。
 三陸沖の米空母からヘリで、避難所や孤立した集落へ直接、食料が運ばれている。厚木や沖縄の基地からは米軍機で山形空港に物資が届けられ、空港から陸路、米軍や自衛隊が被災地に輸送する」


「3.11」からわずか2日後の「3.13」には米原子力空母が到着して自衛隊と合流したというこのあまりにスピーディーな日米同盟「史上最大の作戦」=相手国の船に相互乗り入れだって!! 首相官邸も自衛隊の内部もすべて米軍のブーツ(軍靴)踏み入れ自由だったという話ではないか。

でね、これほど大規模なトモダチ米軍の東北上陸・電撃作戦がなんのため行われたかについては諸説ある。次回は、それを整理してみよう。
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  1. 2011/10/26(水) 23:43:01|
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